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当劇場は、日本生命保険相互会社が著名な建築家村野藤吾氏(1891−1984、日本芸術院会員、文化勲章受賞者)の設計により、1963年9月に竣工した日本生命日比谷ビル内にあり、昭和という時代を代表する建築の一つとして高い評価を得ている建築物です。
淡紅色の万成石による重厚な外装、その壁面のバルコニーのようにへこんだオリエント風の窓と黒の紋様の手摺があり、劇場へ至る足元には長谷川路可氏による大理石モザイクが続きます。劇場の一階は素通しガラスで囲まれ、玄関ホール(ピロティ)ではギリシア的な柱、白大理石の床、大きなアルミグリル照明等が目を楽しませてくれます。そこから劇場客席に昇る大階段、螺旋階段には赤い絨毯が敷かれ豪華な気分にしてくれます。階段の手摺りは細めのステンレススチールが使われ、螺旋階段の側壁には木が張られ、繊細な美しさを見せてくれます。各階のホワイエの壁は白い大理石テッセラ貼りで、天井は白の石膏の孔のあいたボードとなっており、床の赤い絨毯との調和が見事です。 |
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劇場の中は壁も天井も全て曲面で構成され、壁面はガラスタイルのモザイクで青・赤・ピンク・白・金の色が鮮やかであり、天井には色付きの石膏に二万枚と言われるアコヤ貝が貼ってあり、他の劇場には無い独特の幻想的な雰囲気を生み出しています。加えて劇場の内外には、絵画・彫刻等の美術品が飾られ、開演前、幕間、終演後の時間を豊かなものにしてくれるでしょう。
このような劇場で、1963年10月柿落としのベルリン・ドイツ・オペラのフィデリオ以来、数々のオペラ、演劇、ミュージカル、コンサート等の一般公演に加えて、ニッセイ名作劇場、ニッセイオペラ、ファミリーフェスティヴァル等の自らの制作公演も毎年開催し、大人の方々からお子様達まで幅広い皆様にご愛顧いただいております。ご愛顧に感謝申し上げますとともに、今後の益々のご来場をお待ち申し上げます。
当ページでは、この劇場についてより楽しく、より快適に、より便利に過ごしていただくために、色々な情報を提供させていただきます。公演ばかりでなく、日生劇場の魅力、雰囲気も味わいに日比谷近辺に来られた際には是非お立ち寄り下さい。お待ちしております。 |