ニュース

新芸術参与の就任のお知らせ

日生劇場では、2017年11月末をもって高島勲芸術参与が退任し、2017年12月から、オペラ演出家の粟國淳が新芸術参与に就任することとなりました。

粟國氏はこれまでも「NISSAY OPERA」や「日生劇場ファミリーフェスティヴァル」など、当劇場主催公演を多く演出してきましたが、今後は芸術参与として、日生劇場の運営を含め、公演事業全般に関わっていくこととなります。


aguni_jun

【日生劇場新芸術参与 就任予定者】
粟國 淳(あぐに・じゅん)
就任予定日:2017年12月1日(金)[任期:3年間]

—-略歴—-
東京生まれローマ育ち。サンタ・チェチーリア音楽院でヴァイオリンと指揮法を修め、オペラ演技・演出法をM. ゴヴォーニ女史に師事。ローマ歌劇場で研鑽を積み、藤原歌劇団や新国立劇場でF. ゼッフィレッリ、L. ロンコーニら巨匠達の演出助手を務める。文化庁派遣芸術家在外研修員として研鑽を積んだ後、H. ブロックハウス、 P. ファッジョーニの片腕としてヨーロッパを拠点に活躍。藤原歌劇団『愛の妙薬』で演出デビュー。
新国立劇場『ラ・ボエーム』、藤原歌劇団『ファルスタッフ』、東京二期会『ホフマン物語』、びわ湖ホール『オテロ』、紀尾井ホールバロックオペラ『オリンピーアデ』、海外では『アンドレア・シェニエ』、『エルナーニ』、『ホフマン物語』を演出するなど、多数の作品を手掛ける。
日生劇場オペラでは、ゴリホフ作曲『アイナダマール』の日本初演、『セビリアの理髪師』の演出で高い評価を得る。また毎夏恒例の日生劇場ファミリーフェスティヴァルにおいて「アリスのクラシックコンサート」シリーズをたびたび演出し、こどもたちからの熱い支持を得ている。新国立劇場オペラ研修所演出主任講師を努め、若手オペラ歌手の育成にも情熱を注いでいる。2011年度エクソンモービル音楽賞奨励賞を受賞。

よくあるご質問