事業内容

日生劇場はお客様により深く満足していただくため、以下の事業展開も行っております。

ニッセイ名作シリーズ

日生劇場は日本生命保険相互会社の協賛により、オペラ、クラシックコンサート、人形劇などの多彩なジャンルの公演に、幅広い層の児童・青少年を無料でご招待する「ニッセイ名作シリーズ」を展開しています。

日生劇場ファミリーフェスティヴァル

親子で本格的な舞台芸術に触れていただく事を願い、開場30周年の1993年よりバラエティに富んだ作品を低廉な料金で紹介しています。2010年より「日生劇場ファミリーフェスティヴァル」と改称し、更に幅広くより多くの皆様に楽しんでいただけるような作品を紹介しています。

NISSAY OPERA

1963年の柿落とし公演ベルリン・ドイツ・オペラの「フィデリオ」上演以来、国内外で活躍している実力派のオペラ歌手やスタッフによる最高水準の舞台芸術を紹介しています。

ニッセイ・バックステージ賞

舞台芸術を裏から支え、優れた業績を挙げておられる舞台技術者、いわゆる「裏方さん」たちを顕彰する賞です。

華やかな舞台の裏側で舞台づくりに不可欠な仕事をされている方に光をあて、そのご労苦に報いるとともに、後継者の人材育成のための一助になればという願いのもと1995年に創設されました。

裏方さんが主役 〜華やかな舞台を支える「裏方さん」を顕彰〜

「舞台芸術は総合芸術である」と言われ、数多くの分野の人材、あるいは才能の結集によって制作、上演されております。

表舞台に立つ、作者、演出家、俳優といった方々は脚光を浴びる機会が多い反面、「舞台を支える=『裏方さん』」は、ともすれば注目されることもなく評価を得難いのが現状です。

当財団では、これら舞台を支える「裏方さん」たちにスポットを当てることにより、華やかな舞台の裏側で、舞台づくりに不可欠な仕事の数々をご紹介してまいりました。

1995年に創設以来、これまで大道具、小道具、衣裳、照明、音響、歌舞伎床山、舞台監督、ピアノ調律、ライブラリアン等様々な分野において、永年に亘って舞台づくりに貢献されてこられた素晴らしい方々が受賞されています。

<第23回贈賞式の様子>

< 第24回 ニッセイ・バックステージ賞 受賞者 >

(2018年)

松崎 政男 マツザキ マサオ (大道具)

1936年4月10日生

 福島県生まれ。1955年高校卒業後、東宝舞台に入社し、オペラ、バレエを担当する一般公演係に配属。大道具として二期会オペラ振興会、藤原歌劇団のオペラ公演や、小牧バレエ団(ペトルゥシュカ)、貝谷バレエ団(白鳥の湖)をはじめ、松山バレエ団、谷桃子バレエ団、牧阿佐美バレヱ団、スターダンサーズ・バレエ団、東京バレエ団、小林紀子バレエ・シアター、東京シティ・バレエ団等ほとんどの在京バレエ団の公演実現に貢献した。さらに全国各地の地方公演、外国のバレエ団の日本公演にも携わり、1970年代には東京バレエ団ヨーロッパツアーに同行して11ケ国76回公演を成功に導いた。また、オペラ、バレエ以外にも、「マイ・フェア・レディ」や「屋根の上のヴァイオリン弾き」など東宝ミュージカル初の地方巡演にも同行した。資材、機材が手持ちの時代から舞台を裏から支え、1992年に定年退職後も9年間嘱託として東宝舞台に継続して勤務。さらに、2001年に個人事務所オフィスMを設立後も今日に至るまでバレエ公演に関わりながら、その普及に努めている。演出家、振付者に対する深い理解とその真摯な取り組みによりダンサーから厚い信頼を寄せられるとともに、数多くの後進スタッフを輩出している。

牧野 圭子 マキノ ケイコ (文楽人形衣裳縫製)

1947年10月21日生

 大阪府生まれ。松竹衣裳より、1985年に開場間もない国立文楽劇場舞台技術課衣裳係に移り、以来30年以上にわたり文楽人形衣裳の縫製、修繕、管理等のすべてに携わってきた。東京の国立劇場、大阪の国立文楽劇場だけでなく、地方で行われる多くの巡業公演にも衣裳担当として関わりながら、伝統芸能「文楽」を裏から支えてきた。文楽人形の衣裳は人間の衣裳と大きさが違うだけではなく、人形遣いが人形を舞台で遣うにあたっての特殊な縫製が様々に施され、その製作やメインテナンスには高度な和裁技術が必要である。また、人形遣いとの密接なコミュニケーションや調整が必要とされ、国立文楽劇場の衣裳室だけがその伝統、技術を引き継いでいる。それらの衣裳は消耗が激しく、日常的なメインテナンスが不可欠であるが、これまで縫製した300体を超す衣裳は今日でも文楽公演で使用する人形の衣裳の要となっている。2010年には文楽初演である新作「鰯売恋曳網」の衣裳について企画から製作、縫製を担当し成功を収めた。2014年に国立文楽劇場を定年退職後も、時代考証に基づく生地選びから縫製までを手がける数少ない技能者として国立文楽劇場衣裳室の業務を一部請け負い、その技術の伝承にも尽力している。

日生劇場舞台フォーラム

1993年財団創立20周年を記念し、舞台芸術者の育成、支援を目的にスタートしました。日生劇場の舞台で実際に上演された舞台装置・照明・音響・衣裳などを使い、第一線の指導者による若手舞台技術者向けの教育の場として、大きな反響をいただいています。

第25回 日生劇場舞台フォーラム2018

オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』
“転換可能な私たちの舞台”

場所:日比谷「日生劇場」
日時:2018年11月10日(土) 18:30 開会(18:00 受付開始)

入場料
無料(事前申込不要)

今年の日生劇場舞台フォーラムは、オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」の舞台を題材に、実際の舞台の中で、装置図面やデザイン画、衣裳、照明、映像などをご覧いただきながら、製作スタッフが分かりやすく解説してまいります。また、フォーラム終了後には、舞台見学もございます。舞台芸術に関心をお持ちの方々の多くの参加を、心よりお待ち申し上げております。

パネリスト(予定): 演出:菅尾 友 美術:杉山 至 照明:吉本 有輝子 衣裳:武田 久美子
映像:山田 晋平 進行:粟國 淳(日生劇場芸術参与)

お問い合わせ先
公益財団法人 ニッセイ文化振興財団(日生劇場)技術部
 〒100-0006
東京都千代田区有楽町1-1-1
 Tel 03-3503-3121 Fax 03-3501-6816
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