募集要項
日生劇場オペラ教室とは…
公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]は、1979年から2013年までの間、中高生にオペラを低廉な料金で提供する『青少年のための「日生劇場オペラ教室」』を開催、累計33万名の中高生にオペラ公演を鑑賞していただきました。2023年にこの事業を再開し、2024年はドニゼッティ作曲オペラ『連隊の娘』を約3,300名の中高生に鑑賞していただきました。今後も、これからの社会を支える青少年の「豊かな情操」や「多様な価値観」を育むために、優れた舞台芸術に触れる機会を提供してまいります。
募集要項
NISSAY OPERA 2026/日生劇場オペラ教室 2026
モーツァルト作曲
オペラ『ドン・ジョヴァンニ』
全2幕(原語[イタリア語]上演・日本語字幕付)【新制作】
公演日時:2026年11月10日(火)~13日(金) 各13:00開演
鑑賞対象:中学生~高校生
上演時間:約3時間15分(休憩含む)
料金:お一人1,100円(税込/生徒・引率者とも同一料金/全席指定)
※お座席は当方にて指定いたします
会場:日生劇場(東京都千代田区有楽町1-1-1)
応募締切:2025年12月19日(金)
※締切に間に合わない場合は、お問い合わせ先までご相談ください。
応募方法
以下にアクセスの上、Webフォームにてご応募ください。
○学校単位(学年・コース・部活単位等も可)でご応募ください。
後日(2026年1月下旬を予定)eメールにて鑑賞日をご連絡いたします。
school@nissaytheatre.or.jp からのメールを受信できるよう設定をお願いいたします。
希望校多数の場合には抽選にて決定いたします。
車椅子で観劇される生徒がいらっしゃる場合は事前にご連絡ください。
〇「よくあるご質問Q&A」はこちら
応募~鑑賞までの流れ
2026年1月下旬(予定)にeメールにて鑑賞日を通知
4月中旬 鑑賞人数の報告
※申込人数に変更がある場合は必ず報告ください
9月初旬 鑑賞人数・鑑賞料金確定
9月下旬 請求書発行
10月下旬 入金確認後、チケット発送
※鑑賞人数の変更について、期限までに連絡がない場合はキャンセル及び払い戻しは不可
公演概要
NISSAY OPERA 2026/日生劇場オペラ教室 2026
オペラ『ドン・ジョヴァンニ』
全2幕(原語[イタリア語]上演・日本語字幕付)【新制作】
上演時間:約3時間15分(休憩含む)
作曲:W・A・モーツァルト
台本:ロレンツォ・ダ・ポンテ
指揮:園田隆一郎
演出:生田みゆき
管弦楽:東京交響楽団
【公演のポイント】
●モーツァルトの優雅で美しくも心の動きやドラマを巧みに表現する多様な音楽
●主人公ドン・ジョヴァンニの大胆な振る舞いから生まれる劇的な物語
●日本を代表するオペラ指揮者と新進気鋭の演出家によるドラマティックで創造的な舞台
『ドン・ジョヴァンニ』は、世界中のオペラハウスで上演され続けているモーツァルト不朽の名作オペラです。稀代のプレイボーイ、ドン・ジョヴァンニの放蕩な生き様と、それに翻弄される周囲の人々の心情、人間の欲望と倫理の狭間が美しくも劇的な音楽で描き出されています。「恋人カタログの歌」「お手をどうぞ」「シャンパンの歌」「窓辺においで」等、一度は聞いたことのある数々の名曲が随所に散りばめられおり、オペラを初めてご覧になる方にお薦めです。
指揮は、オペラ・シンフォニーの両分野で国際的な活動を展開する園田隆一郎。オペラではこれまでに日生劇場や新国立劇場をはじめとする主要なプロダクションで指揮を務め、日生劇場開場60周年記念公演ではケルビーニ作曲オペラ『メデア』の日本初演を好演しました。
演出は文学座に所属の生田みゆき。演劇とオペラの現場で研鑽を積み、第31回読売演劇大賞優秀演出家賞など、これからが期待される新進気鋭の演出家です。一流のキャストとクリエイティヴチームで贈る『ドン・ジョヴァンニ』にご期待ください。
【あらすじ】
稀代のプレイボーイ、ドン・ジョヴァンニは世界各地で数々の女性を誘惑しては捨ててきた。ある晩、騎士長の娘を誘惑する為に館へ忍び込むが、騎士長に見つかり誤って騎士長を殺してしまう。その後、三日間だけ結婚した女性に追い回されたかと思えば、結婚直前の村娘を誘惑したりと、ドン・ジョヴァンニは懲りずに放蕩の限りを尽くす。やがて悪行が暴かれ、ドン・ジョヴァンニは逃げ出すが、行きついた先は墓場。そこで殺された騎士長の石像が、ドン・ジョヴァンニの前に現れるのだが…。
【出演】
●日生劇場のオペラ公演
日生劇場は、1963年の杮落とし公演ベルリン・ドイツ・オペラの『フィデリオ』上演以来、国内外で活躍している実力派のオペラ歌手やスタッフによる最高水準の舞台芸術を紹介しています。1979年に、日生劇場オペラ教室第1回として上演した團 伊玖磨作曲の『夕鶴』以降、自主制作のオペラを上演しています。1996年からは、オーディションによるキャスト選抜を開始しました。この方式は現在に至るまで継続、所属やキャリアに関わらず、実力のある国内一線級のオペラ歌手に出演していただくことができ、高水準の作品を提供しています。
【近年の日生劇場でのオペラ公演】
モーツァルト作曲:『ドン・ジョヴァンニ』(2015年)、『後宮からの逃走』(2016年)、『魔笛』(2018年)、『コジ・ファン・トゥッテ』(2018年)
ロッシーニ作曲:『セビリアの理髪師』(2016年/2022年)
プッチーニ作曲:『ラ・ボエーム』(2017年/2021年)、『トスカ』(2019年)
ドヴォルザーク作曲:『ルサルカ』(2017年/平成29年度(第72回)文化庁芸術祭賞 優秀賞受賞)
ベッリーニ作曲:『カプレーティとモンテッキ』(2021年)
ドニゼッティ作曲:『ランメルモールのルチア』(2022年)、『連隊の娘』(2024年)
ケルビーニ作曲:『メデア』(2023年/日本初演)
ヴェルディ作曲:『マクベス』(2023年)






●日生劇場でオペラを観劇された皆さんの声
歌、舞台美術、オーケストラの演奏、何から何まで驚きでいっぱいでした。今まで芸術やオペラ鑑賞と聞くと自分とは少し離れたものだと思っていましたが、今回鑑賞してみて、自分にも楽しめるといった感情が湧きました。(中学女子)
初めてオペラを観て、歌でこんなに感情を表現できるのかと、出演者の歌声に圧倒された。言葉の意味は分からなくても、歌い方や表情で登場人物の気持ちを理解できたため、楽しむことができた。(高校男子)
実際に鑑賞したことのない生徒が多かったため、本物に触れる機会を得て感激していました。部活動や進路と関連付けて考える生徒もいました。(高校教員)
※生徒・教員からいただいた声のなかから当財団で抽出・編集して掲載しています。